税理士の資格を初めて意識したのは大学3年生の時です。
それまでは全く意識していませんでした。
大学3年生の秋になりいよいよ就職活動か、と思ったときに選択肢の一つとして士業が浮かびました。
資格の専門学校でパンフレットをもらってきていろいろな資格を検討したことを覚えています。
その中で自分に一番しっくりくるなと思ったのが税理士でした。
高校の頃に将来のことを考えたとき1番はバンドで生計を立てることでしたが正直なところ難しいかなとも思っており現実的な選択肢として自営業者という考えがありました。
小学校、いや幼稚園のころからいろいろと自分で考えて新しいことをするのが好きでオリジナルの遊びを考えたりクラスの係も多分日本全国どこの学校にもない係を作ったり(当時の担任の先生はよく許してくれたと思います。係といえるのかどうか疑わしいものでした)していました。
その延長で仕事も会社に入って与えられた仕事をするのではなくて自分で一から考えていろいろやりたいなと思い、高校生の頃は何をやるかもあまり決めず漠然と会社経営・自営業者というイメージを持っていました。
経営というキーワードから大学は経営学部を志望し入学しました。(実際は経済学部経営学科ですが)
指定校推薦での受験でしたので面接があり、「将来の目標」のような質問で「レコード会社の経営(自分のレーベルを立ち上げる)」みたいなことを言った記憶があります。
大学の授業では経営学、マーケティングなども面白かったのですが簿記・会計の授業も面白かったのです。
そんなこんなで自営業×会計=税理士にたどり着いたというわけです。
ちなみに近隣の資格で公認会計士がありますが公認会計士にはあまり興味が湧きませんでした。
私の勝手なイメージなので「違う!」と反論されてしまうかもしれませんが公認会計士は会社と一線を引き投資家の判断材料になる会計の数字が正しい数字であるか、会社が正しく運営されているかを監査する、社会的には不正をしている会社を正す正義の味方かもしれませんが会社とは対立する立場ですよね。
一方税理士は会社(経営者)に寄り添って一緒に会社の数字を考え、時には経営のアドバイスもして会社(経営者)と同じ方向を向いて歩いていくイメージかなと。
実は自営業×会計にもう一つ要素を掛け合わすエピソードがありまして、それはまた別の投稿にしますね。