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税理士業務

RPAと税理士業務

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どうも、税理士のシマダです。

先日RPAのセミナーに行ってまいりました。

お恥ずかしながら私は今回のセミナーに行くまでRPAという言葉も聞いたことが無い状態でしたが皆様はご存知でしょうか。

RPAとは

ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略称です。

ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation, RPA)とは、認知技術(ルールエンジン・機械学習人工知能等)を活用した、主にホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みである。人間の補完として業務を遂行できることから、仮想知的労働者(Digital Labor)とも言われている[1]。wikipediaより

製造工場のロボットによる自動化と同じで事務作業をするホワイトカラー業務をロボットが自動化するイメージのようです。

例えば交通費申請が何百人という従業員からあり、ひとつひとつの経路が間違っていないかネットで検証するというような作業をRPAで行えば180倍のスピードで完了するとのこと。

実際にRPA体験もさせてもらいましたがエクセルのマクロをイメージしてもらうと分かりやすい、というかまさにマクロなんですね。

windowsのマクロという感覚でRPAを動かすと自動でパソコンが動いていくという感じです。

マウスを動かすとか、クリックするとか、そういう一つ一つの動作をRPAに組み込んでいくという。

実際に動かしてみたのはインターネットエクスプローラーを起動させ、ヤフーファイナンスの株価のページを開き、そこに表示されている株価をエクセルに貼り付けるというもの。

人がやったら数分?かかるものが数秒でできるというものです。

これだけだとあまりインパクトはありませんが先ほどの交通費申請のように同じ単純作業を膨大な量こなさなければならない場合などに絶大な威力を発揮しそうです。

税理士業務における活用

セミナーでは税理士の方が実際の例をお話しされていました。

CSVデータを会計・申告ソフトに取り込む作業の自動化

お二人の税理士がお話しされましたがどちらの方もCSV等のデータを会計・申告ソフトに取り込む作業を自動化されるために使われているようです。

例1

自計化をされてるお客様から消費税集計表のデータが送られてくるケースで、そのデータから消費税申告ソフトに課税売上や課税仕入のデータを目視しながら手入力されている作業を自動化されたとのこと。

確かに自計化されているお客様で決算の数字にちょこちょこ修正が入るような場合、いちいち修正のたびに申告ソフトに入力するのは手間ですからね。

例2

25,000枚の仕訳伝票データがお客様から送られてきてそれを月初4営業日で試算表にしなければならない作業があり今までは4人がかりで会計ソフトに入力されていた作業を自動化されたとのこと。

こちらは相当な作業量減少になりそうですね。

そもそも仕訳伝票を作成される工程を会計ソフトへの入力やもしくは直接会計ソフトへ取り込める形式での入力に変えてもらえばいいような気もしますが、月初4営業日での納品を求めてくるようなお客様ですと上場企業など内部統制上の制約で業務フローが変えられないなど融通が利かないお客様の可能性が高いですよね。

そうするとこちらがどうにかして効率化するしか道はないという感じでしょう。

税理士業務にRPAを導入する際の課題

ITスキルの不足

私もそうですが税理士業界はITスキルの低い人ばかりです。

アナログ人間の集まりですよね。

エクセルのマクロも使えない人が大多数だと思います。

そのような中でRPAを使いこなすにはややハードルが高いかと。

しかも今回触らせてもらったRPAは英語版。日本語版で使いやすいRPAの普及にはもう少し時間がかかりそう。

税理士業務と結びつける発想力

ITスキルの問題とも関連しますがRPAがどういうものか分かりその威力もよくわかりましたがそれを税理士業務とどう結びつけるか。

発想力が足りない。。

これから日々の業務で考えたいと思います。この作業はRPAにやってもらえないか。それを考えることが重要。

コストの問題

今回ご紹介いただいたRPAツールは今までのものとは比べ物にならないくらい安価になっているとのこと。

それでもまだ、導入を即決できる価格帯ではないかと。

ただ、RPAの活用で人件費が相当に削減できる見込みが出来れば十分導入可能な価格ではありますかね。

中小企業でも導入可能な価格帯ではあります。

税理士業務の今後とRPA

税理士業界も他の業界と同様、いや他の業界以上に人材不足が深刻です。

税理士受験生は減少の一途をたどり税理士・会計事務所業界を志望する人が減っています。

そんな状況なので人件費削減のためにRPAを導入するというよりは少し高いお金を払っても早くて確実な仕事をしてくれるRPAに投資する方が有効、というかそうしないと業務が回らない状況がすぐそこに来ています。

今はまだクラス1の単純な作業しかできないRPAも今後はクラス2、クラス3と進化し、AIを利用して難しい仕訳判断も含めた自動仕訳もできるようになるかもしれません。

そうすれば税理士はお客様とのコミュニケーション、申告書への押印と税務調査立ち会いの業務だけすればいいかもしれませんね。(ここの議論はいろいろと言いたいこともありますが今回は省略で。。)

また、RPAを事務所の労働力・効率化のツールとして活用するだけでなくお客様の会社の業務の効率化の提案、すなわちコンサルティング業務のツールとして利用していくべきでしょう。

それもこれもRPAを使いこなせるITスキルがなければ叶いません。

ということで自己研鑽の意欲が湧いてきた今日この頃です。

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