税理士業務

マイナンバーカードで電子申告、電子申請、国税も社会保険もできる

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マイナンバーカード、便利です。

税理士としての独立をきっかけにマイナンバーカードを作りました。

マイナンバーカードの交付申請

申請方法

申請方法は以下の4パターンがあります

  1. 郵送による申請
  2. パソコンによる申請
  3. スマホによる申請
  4. 証明写真機からの申請

私が選んだのはスマホによる申請です。

証明写真機からの申請も斬新で少し惹かれましたが手軽さと思いついたときに急ぐ必要があったためスマホ申請にしました。

スマホからの申請手順

まずはマイナンバーカードの交付申請書を手元に用意します。

この申請書、届いたのが平成27年10月中旬ごろですからもう3年半前です。しっかりとってあってよかった。

交付申請書を紛失された方はお住いの市区町村で再発行してもらうか交付申請書をHPからダウンロードして郵送申請に切り替えましょう。

さて、スマホからの申請手順は交付申請書のQRコードを読み取りサイトにアクセスしてメールアドレスを登録、登録アドレスに通知された申請者専用WEBサイトにアクセスしスマホのカメラで撮影した顔写真を登録します。

私は寝る前に思い立ち寝間着で登録したのでお眠モードの顔の写真になってしまい少し恥ずかしい結果に…

まあ本人確認書類は運転免許証があるし、マイナンバーカードをむやみに人に見せることはないので良しとしましょう。

写真登録後は生年月日、電子証明書の発行希望有無、氏名の点字表記希望有無を入力し申請完了。

めちゃくちゃ簡単です。あっという間に申請完了します。

交付通知書が来るまで

マイナンバーカード総合サイトによれば交付申請から交付通知書を発送するまでおおむね1か月かかるとのことです。

私の場合、非常に急いでいたこともあり問い合わせ窓口に電話してどの申請方法が一番早いか確認(スマホ申請した後念のため電話)しましたがスマホ・パソコン申請が一番早いとのこと。

それでも「1か月かかります」との回答以外はいただけませんでした。(私の場合1か月では間に合わないものがありましたのでしつこく聞きました…)

さて、実際のところはというと、申請が3月24日(25日に日付が変わる寸前)で交付通知書が届いたのが4月12日でした。

約3週間ですね。

1か月以内に届き、予定していたその後の作業に間に合いました。

受け取り

交付通知書・通知カード・本人確認書類を持って役所(私の場合は品川区役所)に行きます。

「月曜は混むからやめなさい」とのお知らせが交付通知書に同封されていましたが急いでいたので月曜に行きました。

なお品川区は日曜も対応しているようでしたが日曜は完全予約制(当日予約不可)となっており土曜の夜に通知書を確認した私は行くことができずでした。

月曜の窓口はご注意いただいた通り混んでましたね。

交付通知書を渡すために30分ほど待ち、そこから次に暗証番号の設定(端末に入力します)の順番待ちで30分ほどかかりました。

しかし、無事マイナンバーカードをゲット出来て安心しました。

マイナンバーカードでe-taxの電子署名

税理士法人勤務時代は社員税理士の税理士用電子証明書を使用して電子署名をしていましたがマイナンバーカードでも手順は変わらず問題なくできますね。

そもそも私も自分の税理士用電子証明書を発行しようと思っていたのですが独立し税理士登録の内容が変更になる場合、税理士登録変更後でないと税理士用電子証明書の交付申請ができないとのこと。

税理士登録変更完了に1か月ぐらいかかりそこから税理士用電子証明書の発行に1か月ぐらいかかるとのことで4月・5月の電子申告ができない問題に直面してしまったのです。

これから独立を考えている方はよく注意しましょう。

4月・5月に電子申告できず全て書面申告になるのは絶対に避けたかったので何かいい方法がないか検討したところマイナンバーカードでも税理士としての電子署名をできることが分かりマイナンバーカード署名方式を採用することにしました。

社会保険手続きの電子署名

これは当初あまり想定していなかったのですが社会保険手続きもマイナンバーカードによる電子署名で電子申請できます。

税理士としての独立と同時にコンサルティング会社も設立したのですがそちらの会社の社会保険の加入手続きをe-Gov電子申請で行いました。

e-Govのサイトは正直分かりやすい設計になっているとは言えず、だいぶ苦戦しましたが新規適用届と資格取得届を電子申請することができました。

e-Gov電子申請に比べると所得税の確定申告書作成コーナーは分かりやすい作りになってると思いますね。

マイナンバーカードの今後

現在、マイナンバーカードを発行するメリットは以下の3つぐらいでしょうか。

  1. 運転免許証などをお持ちでない方は顔写真付き身分証明書として利用できる
  2. コンビニで住民票や戸籍謄本、印鑑証明などが取得できる(2019年6月1日現在 サービス提供市区町村 622市区町村 市区町村により導入状況が異なります)
  3. e-taxなどの電子証明書として利用できる

今後はインターネットバンキングなどのログインカード、保険証・診察券、イベントのチケットレス入場、クレジットカード・ポイントカードなどとしても利用が見込まれるとのこと。

どんどん利用拡大し将来的には「財布に入れるカードはマイナンバーカードだけ」というようになるといいですね。

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